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6年在任のMorey、Knicksへの大敗を受けて76ersから事実上の解雇
2026年5月13日(火)、Philadelphia 76ers がオーナーの Josh Harris と David Blitzer との会談を経て、Daryl Morey 社長(President of Basketball Operations)を解任したことが報道された。Knicksに 4試合連続で平均22.5点差 という屈辱的なスイープを喫したプレーオフ1回戦敗退から、わずか数日後の電撃決定だった。一方で Nick Nurse HCは4季目への続投が決定。意思決定のシグナルは明確で、組織の責任の所在を社長に集中させた形だ。
主要スタッツ・背景
- Morey在任6年通算成績:270勝212敗、6年中5回のプレーオフ進出
- ただし、カンファレンス・セミファイナル(2回戦)の壁を一度も突破できず
- Embiid・Maxey・George のビッグ3稼働率は今シーズンわずか22%、健康面の不安が成績に直結
- 2月のトレード期限で Jared McCainをOKCに放出(luxury tax回避のため)、戦力補強なしでプレーオフへ
- 歴代ドラフト:Maxey(2022年21位)、McCain(2024年16位)、Edgecombe(2025年3位)といった当たりピックも
背景・ストーリー — EmbiidとMoreyの確執が決定打
Knicksに大敗した直後、Joel Embiid は記者会見で「何かが変わる必要がある」と公然と発言。Embiidは長らくMoreyとの関係性に不満を抱いていたとされ、2月の McCain トレード(オーナー指示でluxury tax回避のため放出)も両者の溝を一気に広げる原因となった。さらに、プレーオフ向けの補強を一切行わなかった点もEmbiidの怒りを買っていた。今回の決定はオーナー側がEmbiid側についた格好で、組織の最大の資産(Embiid)を守るための判断とも読める。
今後の展望
76ersは新たな basketball operations のトップを探すことになる。Nick Nurseは続投決定済みで、HC陣は当面安泰。次期社長には、Embiidとの関係性を再構築でき、若手(McCain後継のEdgecombeら)の育成と、Embiid・Maxey・Georgeのコアを最大化できる戦力編成手腕が求められる。Embiidの “動かしにくい契約”(残り3年 $188M)を抱えたままの船出となるため、新体制の手腕が問われる。
Sources: CBS Sports, NBC Sports, The Ringer, Philadelphia Inquirer
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