
画像引用元: Wikimedia Commons
NBAが公式声明で「CBAが制限付きFAを壊した」との報道に反論
2026年8月24日、NBAリーグ事務局が公式のコミュニケーションアカウントを通じて異例の声明を発表した。内容は、第2エプロンを含むCBA(労使協定)のルールが制限付きフリーエージェント(RFA)市場を壊したとする一連のメディア報道への反論である。
声明のポイント
- 今年のRFA12人のうち、2人がサイン&トレードで移籍——これは2021年以降で最多
- 2人が他球団とオファーシートに合意——2018年以降で最多タイ
- 6人が前所属球団と複数年契約に合意
- 「この時期に交渉が数件残っているのは異例のことではない」と結んでいる
- 言及されたサイン&トレードの2例はペイトン・ワトソン(キャバリアーズ)とウォーカー・ケスラー(レイカーズ)。オファーシートの例としてはクインテン・ポスト(グリズリーズ)が挙がる(ウォリアーズがマッチせず)
背景・ストーリー
批判が強まったきっかけは、ジェイレン・デューレン(デトロイト・ピストンズ)とベネディクト・マサーリンという有力RFAが8月下旬に至っても未契約のまま残っている状況だ。かつては夏の早い段階で決着していたRFA市場が、エプロン制約によって各球団の買い手としての体力を奪われ、機能不全に陥っているのではないか——という論調が広がっていた。
デューレンについては、デトロイト側が年平均3000万〜4000万ドル規模の条件を提示している一方、本人サイドはより高い評価を求めていると伝えられている。球団はサイン&トレードの選択肢を否定しており、デューレンが1年のクオリファイングオファーを受け入れる可能性も取り沙汰されている状況だ。
今後の展望
リーグとしては「制度は機能している」という立場を早期に示した形だが、メディアデーおよび次回のCBA交渉に向けて、この議論が再燃するのは避けられないだろう。まずは残るRFAが開幕までにどう着地するかが焦点になる。
Sources: NBA Communications (@NBAPR), Yahoo Sports
バッシュ.com 
