Li-Ning Wade 808 5 Ultraを履いたプレイヤー達のレビューまとめ。specや特徴など


概要

価格:159.99 USD
Way of Wade(Li-Ning)の人気モデル「808」シリーズの最新作であり、Dwyane Wadeラインの中でも軽量性と機動性を重視したパフォーマンスモデル。Super Boomフォームを採用したドロップインミッドソール構造、安定感の高いTPUシャーシ、カーボンプレートなど、機能面でも現代バスケットボールに必要な要素が詰まっています。

このシューズは「軽さ・爆発力・グリップ・反発性」に特化しており、プレースタイルとしてはスピードで勝負するガードやウィング選手に特に適しています。
RedditやYouTubeレビュー、The Hoops Geek、WearTestersといった信頼性の高いサイトでも高評価が相次いでおり、今シーズンの注目モデルのひとつです。


TRACTION

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.5/10)
トラクションは、808 5 Ultraの中でも特筆すべき長所の一つです。アウトソールには大きめのヘリンボーンパターンが採用されており、クリーンなコートではまるで「のりがついたような」強力な止まりを実感できます。実際にプレーしたレビューでは、クロスステップや急停止の際にもズレがなく、細かいステップを多用する選手にとって理想的とされています。

また、ホコリの多いコートでもグリップ性能は維持され、軽く拭くだけで復活するとの評価も。グリップ力に依存するプレースタイル(例:シャープなドライブ、ステップバックジャンパー)には最適です。アウトソール素材はやや柔らかめのため、屋外での長時間使用は避けたほうが無難です。


CUSHION

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.7/10)
ミッドソールにはLi-Ning独自の「Super Boomフォーム」を採用。このフォームは非常に軽量でありながら高い反発性と衝撃吸収性を併せ持ち、特にジャンプからの着地時や素早い第一歩でその良さを体感できます。

本モデルの特徴は「ドロップインミッドソール構造」にあり、足を包み込むように沈みながらも反発してくれる感覚は、まさにトランポリンのよう。ジャンプ系プレイヤーや膝・足首への負担を減らしたいプレイヤーにも好まれています。

複数のレビュワーが「2時間以上プレーしても足が疲れない」「膝にやさしい」とコメントしており、身体への負荷軽減にも配慮された設計です。


MATERIAL

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆(8.5/10)
アッパーには軽量なエンジニアードメッシュと、モデルによっては人工スエードが組み合わされており、軽さと通気性を保ちながらも、そこそこのサポート性を維持しています。特にプレミアムカラーでは質感が良く、素材の厚みもしっかりしています。

ただし、ベーシックカラーでは「ややチープな質感」と指摘する声もあり、同じモデルでも見た目とフィーリングに差が出る点には注意が必要です。柔らかめの素材なので、足当たりも良く、履き始めから足になじむタイプです。


SUPPORT

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.0/10)
サポート性能はTPUシャーシと組み込みカーボンプレートによって、非常にしっかりしています。特に足のねじれに対するトーション剛性が高く、急な方向転換時でも安定感があります。ヒールカウンターも硬く、踵のホールド性も◎。

ローカットでありながらも足首周りがしっかりフィットするため、ローカットに不安を抱くプレイヤーでも安心して履ける構造。横方向の動きに強いという点で、サイドステップやスライドが多い守備的プレイヤーにも好まれる仕様です。


FIT

本モデルはTrue to Size(TTS)で履いて問題ない設計です。縦方向にやや長めとの声もあり、タイトフィットを好む方はハーフサイズダウンを検討する価値があります。中足部はややタイトですが、素材が柔らかいため圧迫感は少なめです。

また、シューレースシステムがシンプルながら効果的にホールドしてくれ、特に踵周りのフィット感は「ヒールスリップが全くない」と好評でした。


DURABILITY

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.7/10)
アッパーとミッドソールは耐久性が高く、複数のレビューで「半年以上の使用でもへたらない」との報告があります。一方、アウトソールに関しては、前述の通りやや柔らかめな素材を使っているため、アスファルトや粗いコートでの長期使用では減りやすくなります。

屋内使用を前提とした設計ですが、短時間の屋外使用程度なら十分耐えうるクオリティです。


WIDTH

⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆☆(8.0/10)
幅に関しては「やや細め〜標準的」なフィットです。幅広の足のプレイヤーでも、素材の柔らかさによりストレスを感じにくい構造。中足部はタイトですが、横アーチがしっかりある方にはむしろ安定して感じられるとの声もあります。


SIZE

※点数はつけません
縦に少し長めの作りで、ぴったりした履き心地を求める人にはハーフサイズダウンが推奨されることも。ただし、基本的には通常サイズ(TTS)で問題なくフィットします。


OUTDOOR

⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆☆(7.5/10)
屋外使用は「可能だがおすすめではない」という立ち位置。グリップは屋外でも健在ですが、ソールが柔らかめで厚みも薄いため、アスファルトで長時間使うと摩耗が早い可能性があります。屋内メインのプレイヤーに向けたモデルですが、たまに屋外でプレーする程度であれば問題ありません。


まとめ

Li-Ning Wade 808 5 Ultraは、トラクション・クッション・サポートの三要素において非常に高い水準を誇り、特にスピード・跳躍力を武器にするガードプレイヤーにとって理想的な1足です。軽量でありながらも安定性・衝撃吸収性が高く、長時間のプレーでも疲労が溜まりにくい設計。アウトソールの耐久性はやや懸念点ですが、屋内コートでのパフォーマンスは間違いなくトップクラス。
価格159.99 USD(約22,800円)という点を考慮しても、非常に高コスパなパフォーマンスシューズです。


参考レビュワー

  • The Hoops Geek(専門家8.9/ユーザー9.5)
  • WearTesters(総合8.5、「クッションは間違いなくトップクラス」)
  • Snkr Tech Talk / The Sole Drop / Foot Doctor Zach:クッション・サポートともに高評価
  • Reddit r/BBallShoes“Traction seems like a 9+/10. Barely any dust pickup.”
    “Super Boom is no joke. It felt like stepping on memory foam and bouncing back.”