8月29日はNBAストレッチ条項の期限だった!セカンドエプロン時代のサラリー整理、各球団が駆け込みで動く

Adam Silver NBA
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8月29日はストレッチ条項の期限、各球団がサラリー整理に動く

2026年8月29日(土)は、NBA各球団にとって重要な締切日だった。2026-27シーズンの保証(全額または一部)サラリーを持つ選手をウェイブし、そのキャップヒットを複数シーズンに分散させる「ストレッチ条項(stretch provision)」を適用できる最終日だったのだ。

ルール上、ストレッチを適用するには対象選手を8月29日の米中部時間16時までにウェイブし、9月1日より前にウェイバーを通過させる必要があった。この期限に合わせ、複数の球団が駆け込みでロースター整理に動いている。

ポイント整理

  • 8月29日はストレッチ条項適用の最終日(米中部時間16時が実質の締切)
  • ストレッチとは、保証サラリーのキャップヒットを複数年に分散させる制度
  • キャバリアーズは同日、獲得から8日のキャム・ウィットモアをウェイブ
  • 直近の動きではヒートがJ’Vonne HadleyとKeshad Johnsonと2ウェイ契約(8月28日)、ニック・リチャーズと1年306万ドル(8月27日)
  • 各球団はここから開幕に向けたロースター15人枠の最終調整に入る

背景・ストーリー

ストレッチ条項は、球団が不要になった保証契約の負担を年度をまたいで薄めるための仕組み。残存年数×2+1年に分散できるルールで、単年で大きなデッドマネーを抱えるのを避けられる。

近年のNBAでは、新CBAで導入されたセカンドエプロン(第2の課税ライン)を超えた場合のペナルティが極めて厳しい。トレード手段の制限、ミッドレベル例外の使用不可、ドラフト指名権の凍結など、球団運営を根本から縛る内容だ。そのため、各球団はキャップヒットを1ドル単位で管理する必要に迫られており、ストレッチ期限の重みは以前より格段に増している。

今夏はデューレン、オーサー・トンプソンら大型延長が控える球団も多く、サラリー管理の巧拙がそのままロースター構築力に直結する状況になっている。

今後の展望

ストレッチ期限を越えた各球団は、ここからトレーニングキャンプに向けた最終調整段階に入る。2026-27シーズンは10月20日に開幕予定で、NBCによる史上初の開幕トリプルヘッダーが組まれている。

ウェイブされた選手たちにとっては、キャンプ招待やエキシビット10契約を勝ち取る戦いが始まる。特にキャム・ウィットモアのような若く実績のある選手には、出場機会を求めて複数球団からの関心が集まる可能性が高い。

Sources: Hoops Rumors, NBC Sports, Spotrac