KYRIE IRVING(カイリー ・アーヴィング)シグネチャーモデルのバジェットシューズの第5弾Flytrap5が登場していますね。海外売り出し価格は90ドルと驚きの値段。
前作からストラップが本家KYRIE7と同様に排除されとても軽量なガード向けの作りになっています。
具体的な評価はそこまで前作と変わるものではなかったんですが、安さの割にはクオリティが高い部分もありました。ご興味ある方は、是非一度手にとって見てください。
Nike Kyrie Flytrap5のバッシュの評価はTOTAL 7.6/10.0
トラクション 8.0/10.0
トラクションの評価はまずまずの結果にアベレージ8.0得点。
トラクションパターンは前作4と同様のデザインですね。
波状のアウトソールパターンの中にトライアングル(#三角形って言えよ)の模様が組み込まれています。グルーヴのラバーはとても厚くて丈夫な作りになっています。
クリーンコートではしっかりとしたグリップ力を発揮していますが、埃がつきやすい傾向にあるとsolebrothersさんRicheeKimさんはコメントされていました。
特に激しい動きからのストップの際。頻回なワイプが必要になるとのこと。ただ前作も履いたことのあるレビュワーをいくつか読んでみると、比較して今作5の方がトラクション評価が高かったです。
アウトソールのラバーは耐久性があり屋外にも使用できそうな素材。踵から爪先にかけてのトランジッションも良好です。
サイドまでアウトソールが巻き上がっている構造なので、クロスオーバーを多用するクイックなプレイヤーにはお勧めな作りになっていますね。
クッショニング 7.0/10.0
クッショニングの評価はアベレージ7.0と少し伸び悩む結果になりました。
フルレングスのファイロンミッドソールと小さめのzoom airが前足部に設置してあります。こちらは前作と同様。
少し固めですが、反応はいいバッシュ。前足部にはzoom unitが使用されているようですが、そこまでクッショニングに貢献していません。
接地面まで低いのでコート感覚は悪くない評価。ですが衝撃吸収に期待はあまりできないようです。
得点も前作同様まったく同じなのであまり機能面は改善されてないようですね。
マテリアル 7.5/10.0
マテリアルの評価はアベレージ7.5とこちらもあまり奮いませんでした。
メッシュマテリアルはとても軽量で通気性も良く機能的には問題なさそうですが、やはりバジェットモデルだけあって高級感はあまり感じられないとのコメントが多かったです。
swooshの辺りはプラスチック素材、前足部はヒューズ素材とシンセティック素材が使用されています。シュータンはとても薄い作りでパッドはほとんど入っていません。履き口はは僅かにサイドにアンクルパッドが入っています。
流石に本家のKYRIEシリーズと比べると少し目劣りしちゃうのはあると思いますが、値段とクオリティを考えると悪くないかもしれません。
サポート性 4.0/10.0
サポート性はアベレージ8.0とまずまずの評価でした。
サポートはレースによる典型的な構造になっています。レース下はクロスするバンドが設置されており(近位部は2箇所アイレットとしてレースにつながっています。)、サポート性に寄与しています。
特にサポート性やロックダウンシステムに関してネガティブなコメントはありませんでした。踵の横滑りフットベット上の足の滑りはないとのこと。
アウトソールがサイドまで巻き上がっている(前足部)構造なのでそれでケージを形成してサポート性が強化されています。また内部にTPUヒールカウンターが入っているので踵部の安定性も強化されています。
フィット感 4.0/10.0
アウトドアでの使用は?
アウトソールのラバーの耐久性は高いので屋外使用も可能とsolebrothersさんはコメントされています。屋外コートの状況を見て、確認しながらの使用をお勧めします。
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参考サイト
- RicheeKim
- The sole brothers
- mellow surfer(バッシュ.com)
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