NIKEよりZoom G.Tシリーズで最も人気があったと言われているCutの第2段が登場しています。前作を履いていた方なら今作も欲しくなるんじゃないでしょうか。実際、発売即完売と人気の底堅さが伺えます。
売り出し価格は海外200ドルを超えていたと記憶しています。インフレのせいか(前作は170ドル)少し価格が上がっていますね。
Nike Air Zoom G.T. Cut2のバッシュの評価はTOTAL 8.7/10.0
トラクション 8.3/10.0
トラクションの評価は平均8.3得点とまずまずの結果でした。
前作と比較すると少しものたりない点数。前足部は変則的なヘリンボーンパターンになっています。土踏まずの部分には大きくAIR ZOOMの文字が入っています。踵部とつま先部分は風向きを表すようなnobパターンのアウトソールになっています。
溝はとても深いです。サイドから見るとSMEAR TRACTION 1.0と記載されています。
前作はスタッドレスタイヤを思わせるデザインでしたが今回は大きくパターンを変更された様です。とても安定的なグリップ力の評価ではあるんですが、前作と比較するとグリップ力は少し見劣りするコメントがいくつかみられました。
踵からつま先にかけてのトラクションは良好です。前足部の柔軟性もありますね。アウトソールラバーは耐久性があるので屋外の使用は可能だと思いますが、値段的に消耗を防ぐために、あまりおすすめしたくないです。
クッショニング 9.7/10.0
クッショニングの評価はほぼ最高得点の評価になりました。平均9.7得点。
フルレングスのZoom Strobelそしてdrop-in React midsoleのコンビ。踵部分にhex Zoom unitが搭載されています。
ドロップインリアクトは比較的薄めに設計されています。
セットアップ自体は前作とそこ前違いはないですが、クッショニングの評価は前作よりもかなり改善されている様です。
少しフォームが厚い部分があり、コート感覚について少しネガティブなコメントがありました。
衝撃吸収の評価はかなり高いクッショニングになっています。
マテリアル 8.3/10.0
マテリアルの評価はまずまずで平均8.3得点
アッパーは前足部からミドルにかけてスクリーンメッシュで柔軟性に優れ通気性はとても改善されています。レースは典型的なもの、シュータンにはGTCutのロゴが入っています。
つま先部分はヒューズ素材でできており耐久性をサポートしてくれます。シュータンについているホールが通気性を向上させています。
シュータンのパッドの量は平均的なものですが少し長めに設計されていて、足首前面をサポートしてくれます。踵周りのパッドも少なめでミニマルなバッシュと言えそうです。
踵部分のブルーの箇所はプラスチックでできており、TPUヒールカウンターのように足首をサポートしてくれます。
サポート性 8.0/10.0
サポー8.0ト性の評価は少し伸び悩み、平均8.0得点の結果になりました。
drop-in React midsoleがケージを形成しており足をフットベットにキープしてくれます。サイドのスタッフやヒールカウンターも備わり設計的には問題ないと思いますが、評価はあまり伸びませんでした。
サポート性に関するネガティブなコメントがいくつかみられました。ヒールカウンターやサイドのスタッフなど、柔軟性はあるが安定性はそこまで。前作を踏襲すればよかったのにという意見がいくつか。素早い動きを求めるガードポジションのプレイヤーは問題ないかもしれませんが、より安定性を求めるなら少し物足りない結果になりました。
フィット感 /10.0
アウトドアでの使用は?
アウトソールラバーは耐久性があるので屋外の使用は可能だと思いますが、値段的に消耗を防ぐために、あまりおすすめしたくないです。
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このバッシュを履いているNBA選手
参考サイト
- Nelson Chan @Hoop and Life
- Duke4005 [weartesters.com]
- RicheeKim
- Schwollo
- The sole brothers
- Zac Dubasik [SoleCollector.com]
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