Under Armour Curry 11は、ステフィン・カリーとUnder Armour(またはカリーブランド)のコラボレーションによる11番目のシグネチャーシューズです。
このモデルは特に俊敏で素早いガードプレイヤー向けで、パフォーマンスが非常に高いと評価されています。
公式小売価格は$160で国内¥24,200(税込)と少し高めの設定になっています。円安、インフレの影響を受けている印象。
トラクション、クッション、フィット感に優れており、屋内コートでのパフォーマンスが特に際立っています。ただし、屋外コートでの使用にはあまり適していません。
TRACTION
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.3/10)
トラクションの評価は9.3とかなり高い評価になりました。
トラクションは、フロー・アウトソールを採用しており、これは以前のカリー10や9、さらに前のモデルでも同様です。
非常にタイトなストップを実現し、ダストの付着も最小限で、簡単に拭き取れます。屋外コートでも適度に使用できるとされていますが、屋内コートでのパフォーマンスが特に優れています。
FLOW(フロー):足の動きにフィットし、これまでにない接地感覚をもたらす
https://www.underarmour.co.jp/f/dsg-1053683
軽量で反発性、グリップ性に優れたクッションフォームのみのソールユニット
耐久性に優れたFLOWアウトソールは、より良いコートフィールを提供し、これまで以上に速くカット&スタート/ストップができるようになる
CUSION
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.7/10)
クッションは平均8.7とかなり高い得点になっています。
クッションにはデュアルデンシティのフォームセットアップが採用されていますが、カリー10や4フロートロとの差はそれほど大きくありません。
かかと部分のインパクトプロテクションが強化されていますが、全体的に硬めのクッションで、レスポンス性が高い一方、快適性や衝撃吸収にはやや欠ける部分があります。
MATERIAL
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.7/10)
素材は、軽量で通気性に優れており、足に非常によくフィットします。インテリニットというニット素材が使われており、サポート性も高いですが、高級感はあまりないとのコメントもありました。
WARP KNIT(ワープニット):軽量で高い通気性を備え、足をソールにしっかりロックすることで高い安定性を実現した、UA独自のアッパーテクノロジー
https://www.underarmour.co.jp/f/dsg-1053683
バスケットボールのダイナミックな動きに対して、快適性とコントロール性を向上させる
軽量で通気性に優れた3/4インテリニットのブーティー構造にすることでフィット感、快適性、安全性を強化
SUPPORT
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.5/10)
サポート性は、特にかかと部分と側面のコンテインメントが優れており、足をしっかりと固定します。ただし、アッパーのサポート力は他の一部のモデルに比べるとやや劣る部分があります。
FIT
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.5/10)
フィット感は、タイトで足にぴったりとフィットし、特につま先部分が快適です。幅はやや狭めですが、素材が伸びるため、使い始めが少し締め付け感があっても、時間とともにフィット感が向上するとのこと。
参考レビュワー
- Snkr Tech Talk
- Soled Out Reviews
- TommyLiu
- Sole Drop
- image via THE HOOP GEEK