Under Armour Curry 12 のレビューまとめ

オリンピックでステフィン・カリーが着用したモデルであり、カリーブランドのシグネチャーシューズです。カリーブランドはUnder Armourと共に設立されたブランドで、ナイキのジョーダンブランドと同様の位置づけです。このモデルは特に価格が魅力的で、以前のモデルよりも手頃になっています。

TRACTION

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(8.9/10)

フローテクノロジーによるトラクションは非常に高性能で、クリーンなコートでは異常なほどの強力なストップ力を発揮します。しかし、これが原因で足や膝に痛みを感じることがあるとのコメントもありました。また、ダストが多いコートではダストを拾いやすく、定期的なワイピングが必要になります。同様のトラクションパターンが以前のカリーモデルにも見られます。

CUSHION

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.4/10)

デュアルデンシティフロークッションを採用しており、非常に反応性が高く、ダイナミックなプレイに適しています。ただし、クッションは全体的に硬めであり、衝撃保護は基本的なレベルです。屋外コートでの使用にはあまり向いておらず、耐久性が低下する可能性があります。

MATERIAL

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.3/10) アッパーはEM素材を使用しており、非常に軽量で通気性が良いです。特に白いカラーは汚れが目立ちやすく、汚れ防止のために濃い色が推奨されます。サポートと耐久性を高めるために、つま先には合成スエード素材が使用されています。

SUPPORT

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(8.5/10) 優れたサポート性能を提供し、特に横方向の動きに対する安定感が高いです。かかと部分には外部ヒールカウンターが設置されており、優れたロックダウンを実現しています。

FIT

半サイズアップで最適なフィット感を提供します。素材がプレイ中に伸びるため、通常よりも少し大きめのサイズが推奨されます。足入れ感は全体的に快適で、特に中足部のフィット感が良いです。

DURABILITY, WIDTH, SIZE

屋外コートでの使用には適していません。素材は一定の耐久性を提供しますが、屋外の過酷な条件下では早期に劣化する可能性があります。一般的には半サイズアップが推奨されます。素材が足に馴染むにつれて、より良いフィット感が得られます。

OUTDOOR

屋外での使用には推奨されません。耐久性に欠けるため、屋内コートでの使用が最適です。

まとめ

全体的にクリーンなコートでの使用に特化したシューズであり、屋外使用には適していないことが評価から明らかです。

参考レビュワー

Nightwing2303,The sole drop,Foot doctor Zach,Richeekim