Nike LeBron 22は、レブロン・ジェームズの最新シグネチャーモデルで、快適性と反応性に優れたクッショニングが特徴です。公式小売価格は$180(約¥26,950)です。
まだまだとどまることを知らないレブロン・ジェームズ。 オープンコートで敵チームに悪夢を見せるプレーは、変わらずスピーディーでエネルギッシュ。 そんな彼でさえ、全力でプレーする時にはサポートが必要です。 そこでレブロン 22をグレードアップ。 新採用のサドルウィングが、足中央部に最適な安定性を提供。 これにより、ヒールと前足部のAir Zoomユニットとの相乗効果が誕生。レブロン・ジェームズによるバスケットボールの進化はさらに続きます。 このバージョンは、レブロン・ジェームズがキングとしてのプレッシャーを受け入れてから培った集中力に敬意を表しています。 耐久性抜群のXDRアウトソールが、屋外コートで優れたトラクションを発揮します。
TRACTION(トラクション)
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.3/10)
- 今回レビューしたCrown Jewelカラーウェイは、完全にトランスルーセントなアウトソールを採用。デカップルド(分離型)デザインも特徴。
- 初期のトラクション性能は非常に悪く、ウッドフロアや乾燥した屋内コートでは滑りやすい。特にホコリが多い環境では苦戦する。
- シューズを「慣らす」ことで性能が向上。清潔なコートではしっかりとしたブレーキが可能。
- 中程度から重度にホコリが多いコートでは頻繁なワイプが必要。非常に汚れたコートでは非推奨。
- ゴムの溝は深く、アウトドアでもある程度の耐久性が期待できるが、ソフトなラバー素材のため注意が必要。
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.3/10)
クッションの評価は9.3と非常に高い評価を受けています。
クッションは「Zoom Turboユニット」と「Cushlon 2.0」を搭載。フォアフットにはトップロード型Zoom Turbo、ヒールにはボトムロード型Zoomユニットを使用。ヒール部分の衝撃吸収性能が高く、快適な着地感を提供。フォアフットは反発感があり、全体的にバランスの取れたクッション設計。コートフィーリングは平均的~やや低め。過去モデル(LeBron 19や18)と比べて改善。
優れたサポート性とスピード
前足部の大型Air Zoomユニットは、さまざまな方向に曲がるよう曲線を付けたデザイン。 優れたエネルギーリターンで、スピード感と反発性に優れたコーナリングを実現。コートでの使用に適した柔軟な履き心地により、足の自然な動きをサポート。 ヒールに内蔵されたAir Zoomユニットでクッショニングとサポート性を強化。
MATERIAL(素材)
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.0/10)
素材の評価は8.0と高評価を受けています。
Crown Jewelカラーウェイでは合成レザーを使用。柔らかく足にフィットし、サポート力も十分。ただし、汚れが目立ちやすく、掃除が困難。他のカラーウェイではキャンバスやテキスタイル素材を採用する場合もあり、質感が異なる。トングやアンクル部分には快適なメモリーフォームを使用し、履き心地を向上。
SUPPORT(サポート)
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(8.9/10)
サポートの評価は8.9と非常に高い評価を受けています。
ラテラル(横方向)のサポートは優秀で、大きなサイズのプレーヤーでも十分な安定性を提供。ミッドフットとヒールにはTPUヒールカウンターや広いアウトリガーが設置されており、横方向の安定性が向上。足のロックダウン性能も高く、シューズ内での足の動きを最小限に抑える。
FIT(フィット)
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.4/10)
フィットの評価は8.4と高評価を受けています。
- 通常サイズでのフィット感は良好。LeBron 21と比較すると、トウボックスがややリラックスしており、少し余裕がある。
- 幅はやや狭めで、足幅が広い場合はハーフサイズアップを推奨。
DURABILITY(耐久性)
- アウトソールの溝が深く、耐久性は十分。ただし、ラバーが柔らかいためアウトドアでの長期使用には注意が必要。
- アッパー素材の汚れやすさが懸念点。
WIDTH(幅)
やや狭めの設計。足幅が広いプレーヤーは注意が必要。
SIZE(サイズ)
通常サイズで問題ないが、トウボックスに余裕を求める場合はハーフサイズアップを推奨。
OUTDOOR(アウトドア)
アウトソールの溝が深いため、軽度のアウトドア使用には適している。ただし、柔らかいラバーのため、耐久性には注意。
まとめ
Nike LeBron 22は、優れたクッショニングとサポート性を備えた高性能なバスケットボールシューズです。特に、快適性と反発性を求めるプレイヤーに適しています。一方で、重量が増加している点や、前足部の通気性に課題があるとの指摘もあります。全体として、パフォーマンスと快適性を両立したモデルと言えるでしょう。
参考レビュワー
- Foot Doctor Zach
- Snkr Tech Talk
- The Sole Drop
- thehoopsgeek.com