
ピストンズがイースタン・カンファレンス第1シードを獲得
デトロイト・ピストンズが4月4日、フィラデルフィア・76ersを116-93で下し、2006-07シーズン以来、実に19年ぶりとなるイースタン・カンファレンス第1シードを確定させた。ピストンズはプレーオフで東地区のホームコートアドバンテージを手にすることになる。
エース不在でもチーム一丸の勝利
今シーズンのピストンズの躍進を語る上で欠かせないのが、エースのケイド・カニンガムの存在だ。カニンガムは今季平均24.9得点、10.1アシスト、5.6リバウンド、1.5スティールという圧倒的な数字を残し、チームを牽引してきた。
しかし、3月19日のウィザーズ戦で左肺の軽度の気胸(肺虚脱)と診断され、離脱を余儀なくされた。エース不在という大きな逆境の中でも、ピストンズはカニンガム欠場後8勝2敗という驚異的な成績を収め、チームの層の厚さを証明した。
ジェイレン・デュレンの台頭
カニンガム離脱後、攻撃の中心として存在感を増しているのがジェイレン・デュレンだ。デュレンは今季平均20.6得点、11.9リバウンドを記録し、オールスターにも選出された実力者。カニンガム不在後は平均23得点、11リバウンド、フィールドゴール成功率66%とさらに数字を上げ、チームの大黒柱として奮闘している。
2024-25シーズンからの飛躍
今シーズンのピストンズの成功は一朝一夕のものではない。シーズン開幕から球団史上最高の5連勝を飾ると、10月29日から11月26日にかけては球団タイ記録の13連勝を達成。3月19日には2007-08シーズン以来となる50勝に到達し、翌日にはプレーオフ進出を決めた。3月31日にはセントラル・ディビジョン優勝も果たしている。
カニンガムの復帰とプレーオフへの展望
気になるカニンガムの復帰時期だが、J.B.ビッカースタッフHCは「日に日にできることが増えている。今のところ順調だ」とコメント。4月18日に開幕するNBAプレーオフまでに復帰できるとの見方が強まっている。
カニンガムとデュレンの強力なピック&ロールコンビが再び揃えば、ピストンズはイースタン・カンファレンスを勝ち抜く有力候補となるだろう。19年ぶりの東地区トップシードを引っ提げて挑むプレーオフで、デトロイトがどこまで旋風を巻き起こすか、注目だ。
※NBAプレイイン・トーナメントは4月14日〜17日、プレーオフ1回戦は4月18日に開幕予定。
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