バスケットボールにおける怪我はここが多いよっていう論文解説。

こちらはフリー素材から持ってきた中足骨のオペ後。

久しぶりにバスケットの論文解説です。

今日は怪我の頻度について頻度や種類について

テキサスの女子バスケットボール高校での調です。

練習や試合ににおけるどんな怪我が多かったか。

1993年から1994年のシーズン中にランダムに選択された4A、5Aテキサス公立高校から80校890人のアスリートを調査しました。

その中で負傷者は合計436人でした。

Mellow Surfer

捻挫と筋違い(56%)が最も一般的な傷害であり、挫傷(15%)と歯の傷害(14%)がそれに続きました。

部位別では足首(31%)と膝(19%)の怪我が群を抜いて最も多かったです。

手術または入院が必要であるのは34人の重傷があり、シーズンごとにアスリート1人あたり0.038の割合でした。

膝の怪我は手術を必要とする可能性がはるかに高く、ACLの怪我は重度の膝の怪我の69%を占めていました。 

Mellow Surfer

意外と歯の怪我が多いのは驚きました。そして怪我の中でオペになっちゃうのは前十字靭帯の損傷が大半なんですね。

📸白井聖仁会病院のサイト

膝の怪我はやはりバスケでは起こりやすいですね。

個人的には膝に痛みを感じたらサポーターをするのも良いけど、バスケをしないが一番良いかなと、痛みがでなくなるまで。部活だとちょっと厳しいですけどね。

参考文献

Incidence of Injury in Texas Girls’ High School Basketball

Eduardo Gomez, MD, Jesse C. DeLee, MD, William C. Farney, PhDFirst Published September 1, 1996 Other Find in PubMedhttps://doi.org/10.1177/036354659602400521