Nike Air Deldonを履いた人達のレビューまとめ。特徴、SPEC等

NIKEの新しバッシュラインナップが登場。海外価格120ドルで国内は¥14,300円の価格設定になっています。海外では数カラーリリースされていますが、国内だとまだ(2023.01時点)ブルー、ブラックのマルチカラーのみとなっていますね。

Nike Air DeldonNike Air Deldonのバッシュの評価はTOTAL 7.7/10.0

Nike Air Deldon

Traction

(4.0)

Cushion

(4.0)

Materials

(3.5)

Support

(4.0)

Fit

(4.0)

TOTAL

(3.5)

トラクション　6.0/10.0

トラクションの評価は平均6.0と最近の中では極端に低い結果になってしまいました。

前足部の中心とした地層のようなトラクションパターンになっています。グルーヴは細めに設計されています。グルーヴ間隔は広めでとてもソフトな印象。土踏まずの部分はフォームが見える設計になっています。

さまざまな方向に曲がってたわむ曲線を配し、トラクションを強化。コートでの接地感も常に抜群です。
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ダスティなコートだと何度がスリップしたとSole Out Reviewsさんはコメント。あまり良いと言えないグリップ力で埃がつきやすくしかもワイプ(拭き取り)しづらいとSole Brothersさんはコメントされていました。

グルーヴはとても薄く柔らかめのラバーなのでアウトドアの使用には向かないかもしれません。

踵からつま先にかけてのトランジッションはまずまず、前足部のカーブシェイプが僅かに作られています(写真下)。

前足部の柔軟性は良好です。

クッショニング　8.5/10.0

クッショニングの評価は8.0とまずまずの評価。

アッパーにフルレングスのNIKE AIRユニットが縫い付けられています(Air Strobel unit)。さらに前足部にはZOOM AIRユニットが搭載されています。ZION1と同様のセットアップですが、こちらの方が少し柔らかいクッションとのコメントあり。この組み合わせがお気に入りのプレイヤーも多いかと思います。

アッパーに縫い付けられたフルレングスのNike Airユニットにより、レイヤーと全体の重みを減らしながら足裏のクッション性を強化。さらに、前足部のZoom Airユニットが踏み出すたびにエネルギーリターンを発揮。その反発性とスピード感をもたらすユニットを柔らかいインジェクション成型フォームで包み込み、ハイレベルのプレーを長時間サポートする抜群の安定性を実現。
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マテリアル　7.7/10.0

マテリアルの評価は平均7.7とあまり伸びませんでした。

FlyEaseテクノロジーを取り入れたデザインで、ヒールの一部が折りたたまれて履き口が広がるため、着脱容易なイメージがありましたが、海外レビュワーの方の動画を見る限りは、履くのに苦労している印象がありました。ネガティブな意見としては120ドルの割にはアッパーの素材(特に前足部分)が安っぽく見えること、アッパーが薄い割には通気性が乏しいなどがありました。つま先部分にはFUSE素材が使用され耐久性を向上させています。シュータンのパッドは十分な量を確保、足首周りもしっかりと入っています。シューレースはロープ状のものが使用されています。

サポート性　8.3/10.0

サポート性の評価は8.3とまずまずの結果になりました。

インターナルヒールカウンターがなく足首周りのサポート性には不安の声もありましたがサイドの安定性、ロックダウンシステム、足首周りの安定性にネガティブな意見はほとんどありませんでした。前足部にはアウトソールが巻き上がってくるようにケージを形成しておりサポートの助けになっています。ミッド部分はプラスティク性のSWOOSHがサイドのブレを低減してくれます。そのSWOOSHが後方ではヒールカウンターの役割をしているのでサポート性の得点が上がっていると思われます。