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2015-16以来初のプレーオフ落ち——フランチャイズの転換点を迎えるバックス
Milwaukee Bucksは2025-26シーズンを32勝50敗で終え、2015-16以来10年ぶりとなるプレーオフ進出失敗。シーズン序盤は8勝5敗の好スタートだったが、後半25試合で19敗と崩壊し、リーグでも下位レベルのオフェンスを露呈した。シーズン後、Doc Rivers HCは退任(1年契約残しも8桁ドル給与は支払い継続)、Damian LillardはWaive-and-Stretch条項で5年$22.5M分の処理。そしてGiannis Antetokounmpoのトレード議論がチーム再建の最大の焦点となっている。
主要ポイント・現状整理
- 2025-26シーズン成績:32勝50敗(10年ぶりのプレーオフ落ち)
- Doc Rivers HC:3シーズン目で解任、1年残契約8桁給与は2026-27分支払い続行
- 3年連続HC交代:Mike Budenholzer(2023退任)→ Adrian Griffin(2024途中解任)→ Doc Rivers(2026退任)
- Damian Lillard:Achilles断裂後の活躍機会なく、Waive-and-Stretch条項で5年$22.5M分割処理
- Giannis Antetokounmpo:トレード議論進行中、Knicks行き希望を表明済み
- 2026 NBAドラフト10位指名権を保有(ロッタリー10位)
背景・ストーリー
Bucksの没落はLillard獲得(2023)の失敗が大きな原因。当初はGiannisとのBig 2構想だったが、Lillardは2024-25プレーオフでAchilles断裂、復帰後も以前のスーパースター級プレーから離れた。一方Giannis個人は2025-26シーズンも30点超を平均する活躍を見せたが、チーム全体のサポート不足で個人ベースのみではプレーオフに届かなかった形だ。
Doc Rivers HCの退任は球団内で予定された決定だったが、3シーズン連続でのHC交代は健全な組織運営ではないことの裏付け。Lillardのwaive処理は2030まで響くデッドキャップとなり、財政面でも長期的な制約を生む。Giannisがトレードで放出される場合、5番目を切ったり、若手と将来ピックの大量パッケージで再建を加速する選択肢が現実的だ。
今後の展望
Bucksの2026オフシーズンには複数の重要決断が待つ:
- 新HCの招聘(候補に元Bucks AC、若手戦略家など)
- Giannisのトレード or 残留決断(6月23日NBAドラフトまでが期限と示唆)
- Khris Middleton、Bobby Portisら主力ベテランの処遇
- 2026年ドラフト10位指名権の活用
Giannisが残留すれば「6th seed pursuit」、Giannisがトレードされれば「完全再建モード」と球団の方向性は2つに分岐する。Bucksファンにとっては10年ぶりの「シーズンを楽しめない夏」が始まっている。
Sources: ESPN, FOX Sports, Yahoo Sports, Behind The Buck Pass
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