adidas Adizero Select 3.0 を履いたプレイヤー達のレビューまとめ(spec・特徴・実戦評価)

アディダスの「軽量・低価格・実戦特化」ラインの3作目、adidas Adizero Select 3.0。$110というプライスでフルレングス・ヘリンボーンとLightstrikeを積み、ガード向けの軽さを徹底的に追い込んだモデルだ。この記事ではTommyLiuLukas SimonerFoot Doctor ZachAnalykix.comRicheeKimThe Sole Dropの6名による実戦評価をまとめる。

adidas Adizero Select 3.0 サイドビュー
adidas Adizero Select 3.0|出典:KICKS CREW

このスニーカー、あなたはどっち?

基本スペック

モデル名adidas Adizero Select 3.0
海外発売2025年2月
カットローカット
海外価格$110(USD)
ミッドソールLightstrike フォーム(フルレングス)
アウトソールフルレングス・ヘリンボーン
アッパー薄手テキスタイル/スクリーンメッシュ+TPUケージ
サポートダブルシックネス・シャンク+内部TPUヒールカウンター

総合評価とカテゴリー別スコア

総合スコアは8.1。トラクションと軽さが突出しており、$110というプライスを考えれば破格の実戦性能だ。一方でアッパーの薄さとLightstrikeのへたり、そしてサイズ感(長め)が明確な注意点になる。

パフォーマンスレーダー
TRACTION8.8CUSHION8.0MATERIAL8.2SUPPORT7.8FIT7.9

TRACTION

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.8/10)
TRACTIONの評価は8.8。フルレングスのヘリンボーンに粘度の高いインドアラバー。クリーンコートでのバイトは価格帯を超えている。

良い点

  • ヘリンボーンと耐久性のあるラバーがインドアで強烈に食いつく。ピタッと止まり、ダストにも耐える(Lukas Simonerが満点評価)
  • ハードウッド、ビニール、ダストコートのいずれでも滑らなかった(Foot Doctor Zach評)
  • フルヘリンボーンが安定してグリップする。前作から大幅に改善(TommyLiu評)

注意点

  • ホコリを非常に拾いやすく、少し汚れただけでグリップが落ちる(The Sole Drop指摘)
  • ダストコートではバイトが不安定になり、滑って止まる場面がある(RicheeKim指摘)

CUSHION

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.0/10)
CUSHIONの評価は8.0。フルレングスLightstrikeによる低く軽い乗り味。ガードに必要十分な衝撃吸収を、軽さを損なわずに確保している。

良い点

  • Lightstrikeがプラッシュで、フィードバックも衝撃吸収も良い。軽さを保ったまま快適(TommyLiu評)
  • 低く、レスポンシブで、衝撃吸収とエネルギーリターンのバランスが良い(Analykix.com評)
  • ヒールも前足部も衝撃吸収は十分で、非常に快適(RicheeKim評)

注意点

  • 圧縮が早く、大柄なプレイヤーには保護が足りない(Lukas Simoner指摘)
  • 早い段階でシワが入り、時間とともにへたる(Foot Doctor ZachThe Sole Drop指摘)
adidas Adizero Select 3.0 ディテール
adidas Adizero Select 3.0|出典:KICKS CREW

MATERIAL

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.2/10)
MATERIALの評価は8.2。薄手のテキスタイルとスクリーンメッシュにフューズオーバーレイとTPUケージ。通気性と軽さは同価格帯トップクラスだ。

良い点

  • 極めてミニマルで通気性が高い。シャンクが柔軟性と剛性のバランスを取っている(TommyLiu評)
  • 薄いテキスタイルがよく呼吸する。箱出しで馴染み、軽い(Lukas Simoner評)
  • フューズオーバーレイがつま先とスリーストライプ部の保護と耐久性を高めている(Analykix.com評)

注意点

  • サンドペーパーテストでアッパーが摩耗し、耐久性に懸念(Foot Doctor Zach指摘)
  • 内部パディングがほぼなく、長期的に持ちそうにない(The Sole Drop指摘)

SUPPORT

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆(7.8/10)
SUPPORTの評価は7.8。幅広のダブルシックネス・シャンク、内部TPUヒールカウンター、アウトリガーの組み合わせ。軽量モデルとしては十分な安定性。

良い点

  • 幅広で二重厚のシャンクがトーショナル安定性を大きく高め、インソールも保持する(Foot Doctor Zach評)
  • 硬いシャンクで中足部が曲がらず、ヒールカウンターもcontainmentを確保(Lukas Simoner評)
  • 広い前足部ベース、ラテラルアウトリガー、中足部トーションプレートで軽量ガードには十分安定(Analykix.com評)

注意点

  • わずかなヒールスリップとアキレス腱への当たりが出ることがある(RicheeKim指摘)
  • 薄いアッパーのぶん、大柄なプレイヤーにはサポートが足りない(Lukas Simoner指摘)

FIT

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆(7.9/10)
FITの評価は7.9。やや長めに出るため、多くのレビュアーがハーフダウンを推奨。慣らし後は足に馴染んでくる。

良い点

  • ハーフブーティ構造で足に密着し、デッドスペースが少ない(RicheeKim評)
  • ロックダウンは前作から改善している(TommyLiu評)
  • 長さも幅も余裕があり、ワイドなトゥボックス(Foot Doctor Zach評)

注意点

  • 長めかつ最初は細い。締めが甘いとヒールスリップが出る(Lukas Simoner指摘)
  • タンが薄く短いため、まくれ上がって中足部が窮屈に感じる(Analykix.com指摘)
adidas Adizero Select 3.0 リアビュー
adidas Adizero Select 3.0|出典:KICKS CREW

どんなプレイヤーにおすすめ?

軽さと止まりを最優先するスピードガードに最適な一足。フットワークでズレを作るタイプのプレイヤー、あるいは「高価なバッシュは必要ないが性能は妥協したくない」層にちょうどハマる。体重のあるビッグマンや、クッションの持ちを重視する人には向かない。サイズは基本ハーフダウン推奨だ。

まとめ

Adizero Select 3.0は、$110でこのトラクションと軽さを実現した時点で十分に「買い」の一足だ。Lightstrikeのへたりとアッパーの耐久性は割り切りが必要だが、シーズンを通して主戦力として使うより、勝負どころで履く軽量シューズとして選ぶなら完成度は高い。

Adizero Select 3.0は現時点で国内Amazonに取り扱いがないため、前作のAdizero Select 2.0を掲載しておく。基本構造は近く、サイズ感の参考にもなるはずだ。

※引用元レビュアー:TommyLiu、Lukas Simoner、Foot Doctor Zach、Analykix.com、RicheeKim、The Sole Drop

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