リーニンが投入した新たなフラッグシップ、Li-Ning Gamma 1。$299.99というバッシュとしては最上級の価格に、フルレングスBoomフォーム、カーボンファイバープレート、そしてGCUコンパウンドのアウトソールを詰め込んだ「全部入り」の一足だ。この記事ではJAHRONMON、DG Hoops、MARKCHES、The Sole Drop、Foot Doctor Zach、TommyLiu、KicksContestWorldの7名による評価をまとめる。

このスニーカー、あなたはどっち?
基本スペック
| モデル名 | Li-Ning Gamma 1(李寧 伽馬1) |
|---|---|
| 海外発売 | 2025年11月 |
| カット | ローカット |
| 海外価格 | $299.99(USD) |
| ミッドソール | フルレングス Boom フォーム+カーボンファイバープレート |
| アウトソール | GCU コンパウンド(ヘリンボーン) |
| アッパー | TPUヤーン+フューズニット |
| ヒール | 外付けカーボンファイバー製ヒールカップ |
総合評価とカテゴリー別スコア
総合スコアは8.8。トラクション9.6は全レビューサイトを通じて最上位クラスで、複数のレビュアーが「10点に近い」と評した。反発・サポートも一級品で、弱点はアッパーの薄さと価格のみと言っていい。
TRACTION
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.6/10)
TRACTIONの評価は9.6。GCUコンパウンドのヘリンボーン。ホコリを拾いにくく、慣らし不要で最初から効く点が特に評価された。
良い点
- ヘリンボーンが慣らしゼロで極めて強くグリップする。最も優れたトラクションのひとつで10点に近い(JAHRONMONが満点評価)
- 即座に食いつき、ダストコートでも100%の信頼感があった(DG Hoopsが満点評価)
- ハードウッドでは接着剤のように張り付く。屋外のペイントコートでも粘りが残る(Foot Doctor Zachが満点評価)
注意点
- ホコリを拾わないわけではなく、一拭きは必要(Foot Doctor Zach指摘)
- セミダストコートでは若干効きが落ちる(MARKCHES指摘)
CUSHION
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.2/10)
CUSHIONの評価は9.2。フルレングスBoomフォームにカーボンファイバー製スプリングプレート。低く構えた設定ながら弾みが強い。
良い点
- フルレングスBoomとカーボンプレートが爆発的でスプリングのよう。機敏で速い感触になる(JAHRONMON評)
- カーボンプレートのおかげでヒールトゥの移行が滑らかで、滑るような反応性がある(DG Hoops評)
- ローププロファイルなのにSuper Boomの弾みとヒールの衝撃吸収が両立している(MARKCHES評)
注意点
- 他の中国系フォームよりやや硬く、最も柔らかい乗り味ではない(The Sole Drop指摘)
- コートフィール重視の設計なので、厚いクッションを求める人には物足りない

MATERIAL
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆(7.8/10)
MATERIALの評価は7.8。TPUヤーンとフューズニットの極薄アッパー。軽さと通気性は圧倒的だが、$299.99の質感かと言われると厳しい。
良い点
- 軽いのに意外なほど耐久性がある。数ヶ月履いてもTPUアッパーに大きな傷みがない(JAHRONMON評)
- ヤーンアッパーが極めて軽くしなやか。足当たりが良く軽量化に貢献(DG Hoops評)
- 薄いフューズニットで通気性が高いのに、ふにゃつかず支えてくれる(MARKCHES評)
注意点
- プレミアムとは言い難く、価格を考えると物足りない(KicksContestWorld指摘)
- 薄く張り付く素材で、前足部内側に当たりが出た(TommyLiu指摘)
SUPPORT
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.1/10)
SUPPORTの評価は9.1。外付けカーボンファイバー製ヒールカップ、ラテラルcontainmentパーツ、広いベース。ローカットとは思えない安定性だ。
良い点
- 外付けカーボンヒールカップとラテラルパーツが、低い重心のまま足を固定する(JAHRONMON評)
- ヒールTPUプレートが足をカップし、広いベースとカーボンコアで優れたサポート(DG Hoops評)
- フルレングスのカーボンシャンクが安定性を保ち、体重のあるプレイヤーでも横倒れしない(Foot Doctor Zach評)
注意点
- 薄いアッパーぶん、containmentは素材ではなく構造頼み
- ヒールスリップは軽度〜中程度出ることがある(Foot Doctor Zach指摘)
FIT
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.2/10)
FITの評価は8.2。スナッグなローボリューム。前足部は細めで、パディングは最小限。
良い点
- 第二の皮膚のようにスナッグ。ゾーンパディングとタンで密着し、ヒールスリップなし(JAHRONMON評)
- Kobe 5に近いローボリュームで、ホットスポットなく足に馴染む(DG Hoops評)
- トゥボックスはスナッグで、インソールのロックダウンが強烈。足が中で動かない(The Sole Drop評)
注意点
- 幅広の足には厳しく、細〜中程度の足向け(TommyLiu指摘)
- アンクル部のパディングが薄く、もう少し欲しい(MARKCHES指摘)

どんなプレイヤーにおすすめ?
切り返しの多いガード、そして「トラクションが全て」と考えるプレイヤーには現時点で最高クラスの選択肢だ。低く構えたコートフィールと爆発的な反発を両立したい人に向く。幅広の足、あるいは厚いクッションで足を守りたいプレイヤーには合わない。価格が最大の障壁になる。
まとめ
Gamma 1は、トラクション・反発・サポートという実戦三要素をほぼ最高点でまとめ上げた、リーニンの本気のフラッグシップだ。$299.99という価格とアッパーの質感は確かにネックだが、コート上の性能だけで選ぶなら現行トップクラスの一足であることは間違いない。
なお、Gamma 1は現時点で国内Amazonに取り扱いがなく、前作にあたるモデルも存在しない新ラインのため、購入は海外通販または国内の並行輸入ショップが中心になる。
※引用元レビュアー:JAHRONMON、DG Hoops、MARKCHES、The Sole Drop、Foot Doctor Zach、TommyLiu、KicksContestWorld
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