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ウェンバンヤマ、5年2億5230万ドルでスパーズ残留 異例の「Roseルール放棄」
サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが7月10日(現地)、5年総額約2億5230万ドルのルーキースケール・マックス延長契約にサインした。6月に大筋合意が伝えられていた延長が、これで正式契約となった形だ。ESPNのシャムズ・シャラニア記者によれば、5年目にはプレイヤーオプションが付帯する。注目すべきは、22歳の怪物が「Roseルール」条項をあえて契約に入れなかった点だ。
契約のポイント
- 5年総額約2億5230万ドル(2027-28シーズンから)、5年目プレイヤーオプション付き
- Roseルール条項(All-NBA選出等でサラリーキャップの30%スタートに増額)を自ら放棄。適用されていれば最大約3億280万ドルまで膨らむ可能性があり、実質5000万ドル超を”置き去り”にした形
- 契約発表直前には本人がSNSで「スパーズファミリー、俺はここに残る。何があっても(Whatever it takes)」と投稿
- 2023年ドラフト組では今オフ最初のルーキースケール延長契約
背景・ストーリー
ウェンバンヤマは2025-26シーズン、平均25.0得点、11.5リバウンド、リーグ最多の3.1ブロックを記録し、最優秀守備選手(DPOY)を受賞、MVP投票でも3位に入った。プレーオフではポートランド、ミネソタ、前年王者OKCを撃破しファイナルまで進出したが、ニックスに1勝4敗で敗れ悲願には届かなかった。そのニックスの主砲ジェイレン・ブランソンが、マックス以下の契約でチームの補強余地を作り優勝に繋げたことが、今回の決断に影響したと見られている。直前には「マックス以下の契約を検討中」との報道(The Stein Line)もあったが、最終的にはRoseルール放棄という形でチームへの配慮を示した。
今後の展望
スパーズはすでにデアーロン・フォックスがマックス契約下にあり、今後はステフォン・キャッスルやディラン・ハーパーら若手の大型契約も控える。ウェンバンヤマの柔軟な契約はそのための布石であり、サンアントニオが長期的な王朝構築へ舵を切ったことを意味する。ファイナルの雪辱へ、来季のスパーズは間違いなく優勝候補の一角だ。
Sources: Hoops Rumors, ESPN
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