NBAヨーロッパが2027年10月始動へ!FIBAとの共同事業が前進、ユーロリーグに真っ向勝負

Adam Silver NBA Commissioner
画像引用元: Wikimedia Commons

NBAヨーロッパは2027年10月始動へ、FIBAとの共同事業が前進

NBAと国際バスケットボール連盟(FIBA)が共同で進める「NBAヨーロッパ」構想が、着実に前進している。両者が目標に据えるのは2027年10月の開幕。実現すれば、欧州最高峰を長年握ってきたユーロリーグに真っ向から挑む新リーグが誕生する。

NBAが北米以外に独自リーグを立ち上げるのは前例のない試みであり、リーグのグローバル戦略における最大級のプロジェクトと位置づけられている。

ポイント整理

  • NBAとFIBAが共同で欧州新リーグの設立を検討中
  • 開幕目標は2027年秋(10月)のインオーガラルシーズン
  • FIBAは長年、ユーロリーグが欧州トップクラブを握る構図の是正を目指してきた
  • NBA理事会でも新リーグ立ち上げについて議論が重ねられている
  • イギリスを含む複数国のクラブが関与候補として名前が挙がる

背景・ストーリー

欧州のクラブバスケットボールは長年、ユーロリーグが実質的な最高峰として君臨してきた。レアル・マドリード、パナシナイコス、オリンピアコス、フェネルバフチェといった名門クラブがひしめき、NBAに次ぐ競技レベルのリーグとして評価されている。

一方でFIBAは、国際競技団体としての統括力とユーロリーグの独立性が衝突する構図に長年悩まされてきた。NBAとの提携は、この力関係を塗り替える一手になり得る。

NBA側にとっても、欧州は最大の海外市場のひとつ。ヨキッチ、ヴェンバンヤマ、ドンチッチ、ヤニスら欧州出身スターがリーグを席巻している現状を踏まえれば、現地に自前のリーグを持つ意義は極めて大きい。

今後の展望

参加クラブの選定、既存のユーロリーグ・各国リーグとの調整、放映権や選手契約の枠組みなど、詰めるべき課題は山積している。特に、既存の強豪クラブがユーロリーグを離れて新リーグに移るのか否かが最大の焦点だ。

NBAは同時にシアトル・ラスベガスへのエクスパンション(球団拡張)も年内決着を目指しており、2026年から2027年にかけてリーグの地図そのものが書き換わる可能性がある。2027年10月という目標に向け、今後1年の動きが決定的な意味を持つ。

Sources: NBA.com, NBC Sports, ESPN, TalkBasket, Sky Sports