ヨキッチが40得点13アシストの怪物級パフォーマンス!ナゲッツがスパーズの11連勝を止めるOT激闘

ニコラ・ヨキッチのプレー写真
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MVP候補ヨキッチが圧巻のパフォーマンスでスパーズとの大一番を制す

4月4日(現地時間)、デンバー・ナゲッツはホームでサンアントニオ・スパーズと対戦し、136-134で延長戦の末に勝利を収めた。この試合の主役は、まさに怪物級の活躍を見せたニコラ・ヨキッチだった。

ヨキッチは40得点、13アシスト、8リバウンドを記録し、さらに驚くべきことにターンオーバーはゼロ。この「40得点・10アシスト以上・ターンオーバーなし」という数字は、センターとしてはNBA史上初の快挙となった。また、1977-78シーズンにターンオーバーが公式記録として追跡されるようになって以来、「40得点以上・10アシスト以上・5リバウンド以上・ターンオーバーゼロ」を達成した選手は、ラリー・バード、ルカ・ドンチッチ、ワールド・B・フリーに続いて史上4人目という歴史的記録である。

第4クォーターに13点差からの大逆転劇

この試合は一時スパーズが第4クォーターで13点のリードを奪う展開となった。しかし、ナゲッツはそこから怒涛の追い上げを見せる。残り6.2秒、アーロン・ゴードンのカッティングダンクで同点に追いつき、延長戦へと持ち込んだ。ゴードンはその直後、スパーズのビクター・ウェンバンヤマのシュートもブロックし、勝負の分かれ目で決定的な仕事をやってのけた。

試合残り14分間(第4クォーター途中から延長戦終了まで)で、ナゲッツはスパーズを40-27と圧倒。ヨキッチはこの間に16得点を挙げ、一方のウェンバンヤマは4本中1本しかシュートを決められなかった。

ウェンバンヤマも34得点18リバウンドの大活躍

敗れたスパーズのウェンバンヤマも、34得点、18リバウンド、7アシスト、5ブロックというモンスタースタッツを記録。現在のNBAを代表する2人のビッグマンによる、まさにMVP級の対決となった。スパーズはステフォン・キャッスルが20得点、デビン・バセルとジュリアン・シャンパニーがそれぞれ18得点を挙げたが、ヨキッチの前に惜しくも屈した。

ナゲッツ側ではクリスチャン・ブラウンが21得点、ジャマール・マレーが15得点10アシストのダブルダブル、ゴードンが15得点と、チーム全体でバランスの良い攻撃を展開した。

両チームの連勝記録が交錯した一戦

この勝利でナゲッツは連勝を8に伸ばし、ウェスタン・カンファレンスの第4シードで50勝28敗。一方、スパーズはシーズンベストの11連勝がストップした。レギュラーシーズン終了まで残りわずかとなる中、両チームともプレーオフに向けて勢いをつけたいところだ。

今後の展望

ヨキッチは今シーズン2年連続でトリプルダブルのシーズン平均を達成することが確実視されており、リバウンドとアシストの両部門でリーグトップに立つ可能性もある。これが実現すればNBA史上初の偉業となる。4月12日のレギュラーシーズン終了、そして4月14日からのプレーイン・トーナメント、4月18日からのプレーオフ開幕に向けて、ヨキッチとナゲッツの勢いがどこまで続くのか、ますます目が離せない展開だ。