ヨキッチが16点差逆転の大活躍!ナゲッツがOT勝利で西3位浮上、9連勝でプレーオフへ加速

ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)
ニコラ・ヨキッチ(画像引用元: Wikimedia Commons / Keith Allison, CC BY-SA 2.0)

4月7日(現地時間)、デンバー・ナゲッツはホームでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、第4クォーターに16点差のビハインドを跳ね返す劇的な逆転勝利を収めた。最終スコアは137-132(延長戦)。ナゲッツのエースであるニコラ・ヨキッチが今シーズン33回目のトリプルダブルとなる35得点・13リバウンド・13アシスト・5スティールの圧巻のパフォーマンスでチームを牽引した。

第4クォーターで16点差を逆転

ブレイザーズは前半からアグレッシブな攻撃を展開し、トウマニ・カマラが30得点、デニ・アブディヤが26得点と好調。チーム全体でフランチャイズ記録となる25本の3ポイントシュートを成功させ、第4クォーター残り8分13秒の時点で115-99と16点のリードを奪っていた。

しかし、ここからヨキッチが試合の流れを一変させる。第4クォーターだけで10得点を記録したヨキッチを中心に、ナゲッツは21-5のランを繰り出して一気に1点差まで詰め寄った。アブディヤのフリースロー2本で再びブレイザーズが123-120とリードするも、アーロン・ゴードンがコーナーから値千金の同点3ポイントを沈め、残り1分12秒で試合を振り出しに戻した。

延長戦ではジャマール・マレーが7得点を挙げる活躍で主導権を握り、ナゲッツが最終的に137-132で勝利を手にした。ゴードンは23得点、マレーは20得点でヨキッチをしっかりとサポートした。

1973-74シーズン以来の歴史的スタッツ

この試合でヨキッチは、1試合で35得点・10リバウンド・10アシスト・5スティール以上を複数回記録した史上4人目の選手となった。NBAでスティールが公式記録として追跡されるようになった1973-74シーズン以降、この偉業を達成したのはマイケル・ジョーダン、ハキーム・オラジュワン、ジェームズ・ハーデンのわずか3人のみ。ヨキッチはこれらのレジェンドと肩を並べる歴史的な記録を打ち立てた。

9連勝で西カンファレンス3位に浮上

この勝利でナゲッツはシーズンハイとなる9連勝を達成し、戦績を51勝28敗に伸ばした。これにより、故障者が相次ぐロサンゼルス・レイカーズ(50勝28敗)を半ゲーム差で抜いて西カンファレンス3位に浮上。オースティン・リーブスの右腹斜筋の負傷やルカ・ドンチッチの不在に苦しむレイカーズを尻目に、ナゲッツはプレーオフに向けて最高の状態でシーズン最終週を迎えている。

今後の展望

レギュラーシーズンは4月12日に最終日を迎える。西カンファレンスの3位から5位まではわずか2敗差の大混戦となっており、ナゲッツ、レイカーズ、ヒューストン・ロケッツの3チームによるシード争いは最後まで目が離せない状況だ。プレーイントーナメントは4月14日から、プレーオフ1回戦は4月18日に開幕する。9連勝の勢いに乗るナゲッツとヨキッチが、3度目のNBAファイナル進出を目指してどこまで駆け上がるか注目だ。