
概要(価格・スペック要点)
定価の目安:$199〜$225
日本円の目安:約¥30,700〜¥34,800(1USD=154.45円換算の目安)
Way of Wade 12は、複数のレビューを総合すると「弱点が少ないエリート級のオールラウンドモデル」という評価にまとまりやすい一足です。特に強みとして繰り返し語られているのが、
- 屋内で“噛みまくる”レベルのトラクション(ただし埃で性能が落ちやすく、ワイプが必要)
- Super BOOM系フォームの“跳ね返りが強い”クッション(反発だけでなく衝撃吸収も優秀)
- ワイドベース+ねじれに強い構造で安定感が高いサポート
- 包み込むフィット感(過去作より許容が広い、という声が多い)
この4点です。
一方で短所として挙がりやすいのは、
- 通気性(蒸れやすさ)
- 屋外耐久(溝が浅い・屋外で摩耗が早そうという懸念)
この2点。つまり、**屋内の試合・練習で真価を出す“インドア最適化”**タイプだと考えると失敗しにくいです。
TRACTION

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.1/10)
トラクションの評価は9.1と非常に高い評価でした。
- 止まり方が“強烈”
直線の減速だけでなく、サイドステップや強いカットインでも、足がズレずに「その場で止まれる」系のグリップ感が評価されています。グリップが弱い靴にある“踏んだ瞬間の不安”が少なく、攻めのドライブでも躊躇が減るタイプです。 - クリーンコートで真価発揮
コートがきれいなほど性能が上がりやすく、「噛み方がハード」「ストップが鋭い」「音が出る(キュッキュ系)」といった評価が多い傾向です。 - 弱点は埃(ワイプ前提)
ただし万能ではなく、埃を拾うとグリップが落ちやすく、軽いワイプで回復するという声が目立ちます。つまり、環境が埃っぽい体育館だと「拭けるかどうか」で満足度が分かれます。 - 実戦でのコツ
試合中にワイプができる人、または床が比較的クリーンな体育館を主戦場にする人ほど“最強枠”になりやすいです。
CUSION

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.2/10)
クッションの評価は9.2と非常に高い評価でした。
- “バウンシーで軽い”の両立
反発が強いのに重さが出にくく、踏んだ力が「沈む」より「返ってくる」方向で体感しやすいのが特徴。ジャンプの踏み切りや1stステップで、押し返しが素直に出るタイプです。 - 衝撃吸収も強い(脚が残りやすい)
反発系のクッションは着地が硬くなりがちですが、WoW12は着地時の保護も評価されやすいです。試合終盤でも脚への負担が増えにくく、“守りながら走れる”系のクッションと言えます。 - コートフィールも極端には失わない
厚底でフワフワしすぎるというより、反発を活かしながらも反応性(切り返しのテンポ)を残すバランス。ガード〜ウイングの「走って止まってまた走る」動きに特に合いやすいです。 - 注意点(好み)
超低重心・超薄底の“地面を掴む系”が好きな人は、反発とクッション量を「少し厚く感じる」可能性はあります。
MATERIAL

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(8.2/10)
マテリアルの評価は8.2と高い評価でした。
- 軽量で動きを邪魔しにくい上物
“軽さ”と“しなやかさ”が評価されやすく、プレー中にアッパーが足の動きについてくるタイプ。重くて硬いアッパーにありがちな、切り返しでの遅れが出にくい方向です。 - 内側の当たりが優しく、履き心地が良い
パッドの入り方や足当たりが良く、ゴワつきでストレスを感じにくいという声が多いです。結果として、フィット評価の高さにもつながります。 - ただし通気性は課題になりやすい
レビューでも「換気・通気はもっと良くてもいい」というニュアンスが出やすいので、汗かきの人や真夏の体育館では蒸れを感じる可能性があります。 - 匂い・素材感の好み
開封直後の匂い(素材特有)が気になるという声もあり、気になる人は最初の数日は換気しながら慣らすと安心です。
SUPPORT

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(9.0/10)
サポートの評価は9.0とかなり高い評価でした。
- ねじれに強く、踏み負けない
ミッドフットの剛性(ねじれ抵抗)とプレート系の“バネ感”が合わさり、踏み込みで足元がブレにくい構造。切り返しやストップの瞬間に、足が中でヨレず「受け止めて返す」感覚が作りやすいです。 - ワイドベースで横ブレに強い
土台がしっかり広く、アウトリガー的な形状も相まって、外側に足が逃げにくい。接触がある試合や、強いカットでも安心感が出やすいモデルです。 - 踵の固定が“締め方”で完成するタイプ
一部のレビューでは、最初に軽いヒールの遊びを感じても、シューレースをしっかり締めると問題が消えたという内容が見られます。つまり、サポート性能は高いが、締め上げの作法が重要です。
FIT

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(8.6/10)
フィットの評価は8.6と高い評価でした。
- 包み込む“ソックライク”な方向
足をグローブのように包む、1:1のフィット感という表現が出やすいです。足が中で遊びにくい=切り返しのロスが減るので、俊敏系の動きに向きます。 - 過去作より許容が広い(きつすぎない)
“タイトだが苦しいタイトではない”“過去のモデルより寛容”というニュアンスが目立ち、前作で窮屈に感じた人でも改善を感じる可能性があります。 - タン(ベロ)の安定性が高い
タンがズレにくく、甲の当たりが分散されやすいので、締め上げても痛点が出にくいという評価につながっています。 - 注意点
インソールを厚めに変える人は、タンや甲周りの感触が変わって違和感が出る可能性があるので、カスタムする場合は慎重に。
DURABILITY
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆(7.6/10)
耐久性の評価は7.6(総合推定)です。
- インドア運用なら問題になりにくい
試合用としての作り込みはしっかりしており、屋内の床で使う限りは、性能が早期に崩れる印象は出にくいです。 - ただし“アウトソールの溝の浅さ”が耐久不安につながる
屋外で摩耗が早そう、という懸念が繰り返し語られています。耐久=「長く屋外で削れにくい」を重視する人ほど、評価は下がりやすいです。 - 結論
耐久性は「屋内で使う前提なら十分」。屋外メインなら別モデルのほうが安全、という整理が妥当です。
WIDTH
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆(7.8/10)
幅の評価は7.8で、やや細め寄り〜標準の範囲に収まりやすいです。
- 投票傾向としては“やや細め”が多い
極端にナロー専用ではないものの、トゥボックス(つま先箱)が少し細く感じるという声があります。 - 幅広足への現実的アドバイス
幅広の人は、圧迫を避けるためにハーフサイズアップを検討するのが無難。ただし、ただ上げるだけだと踵が緩む靴もあるので、WoW12では「上げたら紐で締めて固定する」運用が前提になります。 - TPUパーツの押さえ込み
足の甲〜中足付近のTPU構造が、幅広だと“上から押す感じ”になるという指摘もあるため、幅広の人ほど締め方に工夫が必要です。
SIZE
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆(8.6/10)
サイズ感の評価は8.6で、基本は普段通り(TTS)推奨にまとまっています。
- 標準〜細足:普段通りで“ロックダウン強めに決まる”という意見が多い
- 幅広:ハーフサイズアップが候補(特に2E以上)
- かなり幅広(4Eクラス):場合によっては1サイズアップを検討、という強めの提案もあります
- 例外:ハーフサイズアップが“ちょうど良かった”というレビュワーもいるため、足型(幅・甲)で最適解が分かれます
サイズ選びのコツは、つま先の余りよりも「中足〜踵の固定感」を優先すること。反発が強い靴ほど、足が中で動くとパワーロスと不安定さが出やすいので、ここを最優先に合わせると満足しやすいです。
OUTDOOR
⭐⭐☆☆☆☆☆☆☆☆(2.0/10)
アウトドアの評価は2.0で、基本的におすすめしません。
- 理由は“溝の浅さ”と“摩耗の早さ”への懸念
屋外の荒い路面では、トレッドが削れて性能が落ちる(グリップが死ぬ)リスクが高いという評価が中心です。 - 例外(軽い使用)
シューティング程度や、短時間の軽いプレーなら「やれなくはない」という声もありますが、価格帯を考えると屋外酷使はコスパが悪いです。 - 結論
WoW12は“屋内で最高性能を出すためのモデル”。屋外なら、耐久ラバーが強いシリーズ(アウトドア向け)を別で用意するのが安全です。
まとめ
Way of Wade 12は、**屋内での総合性能が非常に高い“試合用エリート枠”**です。
強みは、
- 硬噛みトラクション(ただし埃でワイプ必要)
- Super BOOMの反発+衝撃吸収(脚が残りやすい)
- ねじれに強いサポートとワイドベースの安定感
- ソックライクでズレにくいフィット感
この4点。
弱点は、
- 通気性(蒸れやすさ)
- 屋外耐久(屋外は非推奨寄り)
この2点にほぼ集約されます。
結論として、「屋内で勝負するガード〜SFで、反発と安定を両立した一軍が欲しい」ならかなり有力。逆に「屋外でガンガン使いたい」人には不向き、という整理が最も自然です。
参考レビュワー
- Lukas Simoner
- Foot Doctor Zach
- NightWing2303(WearTesters)
- TommyLiu
- The Sole Drop
- Zackuragi
- MARKCHES
- RicheeKim
バッシュ.com
