
レイカーズ、エース2人が同時離脱する緊急事態
ロサンゼルス・レイカーズに大きな試練が訪れている。2025-26シーズンのレギュラーシーズン最終週を迎える中、チームのエースであるルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスが相次いで負傷離脱し、プレーオフに向けて大きな不安を抱えることとなった。
4月2日のオクラホマシティ・サンダー戦(96-139で大敗)で、ドンチッチが左ハムストリングのグレード2の肉離れを負い、リーブスも左腹斜筋のグレード2の損傷と診断された。2人ともレギュラーシーズンの残り試合を全休することが発表されている。
ドンチッチはスペインで特別治療、復帰を目指す
ドンチッチは回復を早めるため、母国スロベニアに近いスペインへ渡り、ハムストリングの専門的な治療を受けている。注射療法による治癒促進を図っており、プレーオフでの復帰を目指している状況だ。グレード2のハムストリング損傷は通常約1ヶ月の回復期間を要するが、専門家の中には3〜4週間での復帰も可能との見方もある。
レイカーズのJJ・レディック・ヘッドコーチは「チームの仕事は、彼らが戻ってこられるようにシーズンを延ばすこと」とコメントしており、プレーオフ1回戦を乗り越えることが最優先課題となっている。
順位争いも激化、西3位から5位転落の危機
エース2人の離脱は、プレーオフのシード順にも大きな影響を及ぼしている。レイカーズは西カンファレンス3位につけていたが、デンバー・ナゲッツがポートランド・トレイルブレイザーズとのオーバータイム戦を制して3位に浮上。レイカーズは4位に後退し、さらにヒューストン・ロケッツとの差もわずか1ゲームまで縮まっている。
4月8日時点での順位状況は、ナゲッツが51勝28敗、レイカーズが50勝28敗、ロケッツが49勝29敗と三つ巴の争いが続いている。最悪の場合、レイカーズは5位まで転落する可能性があり、ホームコートアドバンテージを失うことになりかねない。
41歳レブロン、チームを背負えるか
ドンチッチとリーブスを欠いた最初の試合となった4月5日のダラス・マーベリックス戦では、レブロン・ジェームズが30得点15アシストと奮闘したものの、128-134で敗れた。さらに4月7日のサンダー戦では、レブロン自身も左足の負傷で欠場するなど、チーム状況は厳しさを増している。
レブロンはドンチッチとリーブスの負傷について「心臓と胸を撃たれたような衝撃だった」と語っており、チームの苦境を痛感している様子だ。
今後の展望
レギュラーシーズンは4月12日に終了し、プレーイン・トーナメントは4月14〜17日、プレーオフ1回戦は4月18日に開幕する。レイカーズにとっての最大の焦点は、残り数試合で少しでも高いシードを確保し、ドンチッチとリーブスの復帰まで耐えしのぐことだ。
レディックHCの言葉通り「シーズンを延ばす」ことができるかどうか。満身創痍のレイカーズの戦いから目が離せない。
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