
スパーズが2016-17シーズン以来の60勝に到達
サンアントニオ・スパーズが4月6日の76ers戦に115-102で勝利し、今シーズン60勝目を達成した。スパーズが60勝に到達するのは2016-17シーズン以来、実に9年ぶりのことであり、フランチャイズ史上8度目の快挙となった。
現在のスパーズの成績は60勝19敗(勝率.759)で、ウェスタン・カンファレンス2位の座を確保している。シーズン開幕からフランチャイズ史上最高の5連勝スタートを切り、3月23日にはヒート戦の勝利で2016-17シーズン以来のディビジョン優勝も決めていた。
ウェンバンヤマが肋骨打撲で途中退場も、チームが底力を発揮
この記念すべき60勝目の試合では、エースのビクター・ウェンバンヤマが第2クォーター途中に76ersのポール・ジョージとの接触で左肋骨を打撲し、前半だけで退場するアクシデントが発生。わずか15分のプレーで17得点を挙げていたウェンバンヤマだったが、後半はロッカールームから戻ることはなかった。
しかし、スパーズはエース不在の後半もチーム一丸となって戦い抜いた。代わりにルーク・コルネットが先発に入り、ミッチ・ジョンソンHCがスモールラインナップも駆使して対応。そして2年目のステフォン・キャッスルが19得点・13アシスト・11リバウンドのトリプルダブルを記録し、チームを勝利に導いた。キャッスルにとって今シーズン5度目のトリプルダブルで、直近1ヶ月だけで3回を記録している。
ウェンバンヤマの圧倒的なシーズンスタッツ
今シーズンのウェンバンヤマは、平均24.9得点・11.6リバウンド・3.1アシスト・リーグトップの3.1ブロックという圧倒的な数字を残している。フィールドゴール成功率50.9%、3ポイント成功率35.0%、フリースロー成功率82.8%と、3年目にして攻守両面でリーグ屈指の選手へと成長した。
特に直近25試合では平均26得点・12.3リバウンド・3.7ブロックとさらにギアを上げており、MVP候補としても注目を集めている。
ウェンバンヤマの怪我の最新情報
76ers戦で負った左肋骨打撲について、MRI検査の結果は「クリーン」で深刻な怪我ではないことが判明した。スパーズ側も「大事には至らない」との見解を示しており、日々の状態を見ながらの復帰となる見込みだ。
なお、ウェンバンヤマがMVPなどのシーズン表彰の候補資格を維持するためには、残りのレギュラーシーズン3試合のうち少なくとも1試合に出場し、20分以上プレーする必要がある。今週中の復帰が見込まれている。
プレーオフに向けた展望
レギュラーシーズン最終日は4月12日(日曜日)で、4月14日からプレーイン・トーナメント、4月18日からプレーオフが開幕する。スパーズはウェスタン・カンファレンスの上位シードを確保しており、2026年NBAチャンピオンシップの有力候補の一角として期待されている。
ウェンバンヤマの怪我が軽傷であることは朗報だが、プレーオフを前にエースのコンディション管理が重要になる。60勝という節目を達成し、エース不在でも勝ち切れるチーム力を証明したスパーズは、ポストシーズンでも旋風を巻き起こすことができるだろうか。注目のプレーオフ開幕まであとわずかだ。
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