ベネディクト・マチュリンがペリカンズと2年1600万ドルで合意!クリッパーズにQO撤回を要請、2027年UFA入りを最優先

Smoothie King Center New Orleans Pelicans
画像引用元: Wikimedia Commons

マチュリンが異例の選択——長期高額より「最速でUFA」を取ってニューオーリンズへ

2026年8月26日、ベネディクト・マチュリン(24歳)がニューオーリンズ・ペリカンズと2年1600万ドルで合意した。2年目にプレイヤーオプションが付く契約で、オプションを行使すれば2027年夏に制限なしのフリーエージェントになれる設計だ。

契約のポイント

  • 契約は2年1600万ドル、2年目にプレイヤーオプション
  • マチュリンは今オフ、LAクリッパーズの制限付きFAだった
  • 代理人がクリッパーズに880万ドルのクオリファイングオファーの撤回を要請。ほぼ同額でペリカンズへ移籍する形に
  • より長期・高総額のオファーではなく「柔軟性と最速のUFA到達」を優先した判断
  • ペリカンズにとっては今季のラグジュアリータックスライン以下を維持できる設計でもある

背景・ストーリー

マチュリンは2026年2月5日、ペイサーズがイビツァ・ズバッツを獲得した複数選手・複数指名権のトレードで、アイザイア・ジャクソンとともにクリッパーズへ放出されていた。

2025-26シーズンは通算54試合(25先発)に出場し、平均17.6得点・5.4リバウンド・2.4アシスト、FG43.0%、3P31.5%。得点はキャリアハイを記録した一方で、内訳を見るとペイサーズ時代の28試合が17.8得点/3P37.2%だったのに対し、クリッパーズ移籍後の26試合は17.4得点ながら3P成功率が20.7%まで急落している。この落ち込みが評価を分けた要因の一つとみられる。

ペリカンズは1年以上前からマチュリンを追っていたとされ、若手コアの一角として明確に位置づけている。

今後の展望

マチュリンにとっては2026-27シーズンをショーケースとし、2027年夏のUFA市場で大型契約を狙う構図となる。逆に言えば、ペリカンズは1年ないし2年の「お試し期間」でマチュリンの価値を引き出せるかが問われる。3P成功率の回復が最大のテーマだ。

Sources: ESPN, NBA.com, RealGM