
51得点に続き、レイカーズ戦で45得点の大暴れ
ダラス・マーベリックスのルーキー、クーパー・フラッグが4月5日(現地時間)のロサンゼルス・レイカーズ戦で45得点・9アシスト・8リバウンドを記録し、チームを134-128の勝利に導いた。わずか2日前にオーランド・マジック戦でNBA史上初の10代による50得点超え(51得点)を達成したばかりのフラッグが、今度はレイカーズ相手に再び40得点超えのパフォーマンスを見せ、歴史に名を刻んだ。
これにより、フラッグはアレン・アイバーソン(1996-97シーズン)以来、約29年ぶりとなるルーキーによる連続40得点以上の試合を記録した選手となった。19歳のドラフト全体1位指名選手が、NBA史上最高のルーキーたちと肩を並べる偉業を成し遂げている。
レブロン・ジェームズとの直接対決を制す
この試合はフラッグにとって特別な意味を持つものだった。対戦相手のレイカーズには、NBA史上最高の選手の一人であるレブロン・ジェームズが所属。41歳のレブロンも30得点・15アシストと奮闘したが、フラッグの爆発力の前に敗れた。
レイカーズはNBA得点王のルカ・ドンチッチ(左ハムストリング)とチーム2番目の得点源であるオースティン・リーブス(左腹斜筋)をレギュラーシーズン残り全休で欠いた状態。それでも序盤は22点差をつけられた状況から前半終了時には6点差まで追い上げるなど意地を見せたが、フラッグの前半26得点を含む圧倒的なパフォーマンスを止めることはできなかった。
マーベリックスの連敗も止める
この勝利でマーベリックスは、実に32年ぶりとなるホーム14連敗にようやくストップをかけた。現在のアメリカン・エアラインズ・センターが開業してから25年間で最長のホーム連敗記録だった。チーム成績は24勝53敗と苦しいシーズンだが、フラッグの存在は未来への大きな希望となっている。
歴代の偉大なルーキーたちと肩を並べる
フラッグは今シーズン、平均20.8得点・6.6リバウンド・4.5アシストを記録しており、ルーキーシーズンに平均20得点・6リバウンド・4アシスト以上を達成すれば、1976年のABA-NBA統合以降、ラリー・バード、マイケル・ジョーダン、そしてかつてのマーベリックスのエース、ルカ・ドンチッチに続く4人目の選手となる。
また、ルーキーシーズンに複数の45得点以上の試合を記録したのは、マイケル・ジョーダン以来、フラッグが2人目。NBA史上初の10代での50得点超え、アイバーソン以来の連続40得点超えなど、わずか1年目にして数々の歴史的記録を打ち立てている。
新人王レースへの影響は?
現在、新人王レースではシャーロット・ホーネッツのコン・ニューペルがリードしているとされる。ニューペルは平均18.8得点・5.4リバウンド・3.4アシストに加え、ルーキーの3ポイント成功数記録を大幅に更新する261本(成功率43.1%)を記録し、ホーネッツの躍進に貢献している。
一方、フラッグは個人のスタッツでは上回るものの、チーム成績の差が投票に影響しているとみられる。それでも、ヘッドコーチのジェイソン・キッドは「彼は新人王であるべきだ。マイケル・ジョーダンのルーキーイヤーに並ぶ、希少な領域にいる」とフラッグを絶賛している。
今後の展望
レギュラーシーズン終了まで残りわずかとなった2025-26シーズン。マーベリックスのプレーオフ進出は厳しい状況だが、フラッグの成長は来シーズン以降に大きな期待を持たせるものだ。19歳にしてこれだけの記録を打ち立てたフラッグが、今後どこまでの高みに到達するのか。NBA全体が注目している。
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