ブルズがシーズン残り4試合でGM&VP同時解雇!カルニショーバスとエヴァーズリーが6年間の任期に幕

ユナイテッド・センター — シカゴ・ブルズのホームアリーナ
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シカゴ・ブルズは2026年4月6日(月)、バスケットボール・オペレーションズ担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのアルトゥーラス・カルニショーバスと、ゼネラルマネージャーのマーク・エヴァーズリーを解雇した。レギュラーシーズン残り4試合というタイミングでの大胆な経営刷新は、球団が直面する深刻な問題の表れと言える。

4年連続プレーオフ逃失で決断

ブルズは今シーズンを29勝49敗で終えようとしており、4年連続でプレーオフ進出を逃す見込みとなっている。さらに、解雇発表時点でチームは7連敗中という最悪の状況だった。オーナーのジェリー・ラインズドルフは、コート内外でのパフォーマンスに対する責任を取る形で、2020年4月から6年間チームを率いてきた両名の更迭を決断した。

カルニショーバスとエヴァーズリーの在任6年間のチーム成績は224勝254敗(勝率.469)。プレーオフ進出はわずか1度のみで、2021-22シーズンに第6シードで出場するも、第1ラウンドでミルウォーキー・バックスに敗れた。この数字は、フロントオフィスの成果としては及第点には遠く及ばないものだった。

ドノバン・ヘッドコーチは続投の方向

一方、ビリー・ドノバン・ヘッドコーチについては、球団が続投を強く望んでいると報じられている。ラインズドルフとドノバンは来週中に会談を行う予定であり、ドノバン自身がフロントオフィスの再建にも関与する可能性があるという。チームの再建にあたってコーチング面での継続性を保つ意向だ。

ザック・ラヴィーンらの去就にも注目

球団再建という観点から、今後の焦点はロスターの構築に移る。特に注目されるのはザック・ラヴィーンの去就だ。ラヴィーンは長年チームの中核を担ってきたが、新体制のもとでトレードの可能性を含む検討がなされる可能性もある。コービー・ホワイトやジョシュ・ギデイら若手中心の再建路線を歩むのか、それとも大型補強で即戦力を求めるのか — 新GMの人選が球団の方向性を大きく左右することになる。

今後の展望

今シーズンの残り4試合を消化した後、ブルズは来たる2026年5月10日のNBAドラフトロッタリーに臨む。チームの現成績から上位指名権の獲得が期待され、2026年6月25〜26日に行われるドラフトで将来を担う新戦力を獲得するチャンスが生まれる。フロントオフィスの刷新とドラフト、そしてドノバン体制の継続という三つの要素が、シカゴ・ブルズ復活へのカギを握っている。

NBA屈指の伝統球団であり、マイケル・ジョーダン時代の栄光を知るシカゴのファンにとって、この長年の低迷は歯がゆいものがあるだろう。新体制のもと、ブルスがいかなる再建の道筋を描くのか、オフシーズンの動向から目が離せない。