ドスンム24得点の大暴れでウルブズがプレーオフ確定!トレード補強の成功を証明する大一番

Ayo Dosunmu
エイヨー・ドスンム(画像引用元: Wikimedia Commons)

トレードデッドライン補強が実を結ぶ

4月7日(現地時間)、ミネソタ・ティンバーウルブズはインディアナ・ペイサーズをアウェーで124-104と圧倒し、ウェスタンカンファレンス6位以内を確定させた。同日にフェニックス・サンズがヒューストン・ロケッツに119-105で敗れたことで、ウルブズのプレーオフ進出(プレーインを回避)が正式に決まった。

この大一番でチームを牽引したのが、2月のトレードデッドラインでシカゴ・ブルズから獲得したガードのエイヨー・ドスンムだ。ドスンムはこの試合で24得点を記録し、チームハイのスコアを叩き出した。ジュリアス・ランドルとボーンズ・ハイランドがそれぞれ19得点、ナズ・リードが17得点、ルディ・ゴベアが12リバウンドと、チーム全体でバランスの取れた活躍を見せた。

エドワーズ不在を感じさせない勝利

特筆すべきは、この勝利がオールスターガードのアンソニー・エドワーズを欠いた状態で達成されたことだ。エドワーズは右膝の問題で直近11試合中9試合を欠場しており、ジェイデン・マクダニエルズも不在だった。主力2人を欠く厳しい状況の中、ドスンムを中心としたチーム全体の底力が光った。

試合展開としては、ウルブズが第1クォーター終盤に2桁リードを奪い、前半を63-53で折り返した。第3クォーター序盤に73-55とリードを広げると、ペイサーズが6連続得点で77-67と追い上げる場面もあったが、ウルブズはクォーター終盤に25-5のランを繰り出して102-77と突き放し、勝負を決めた。

ドスンムの加入がチームを変えた

ドスンムは2月4日にブルズからロブ・ディリンガム、レオナルド・ミラー、4つの2巡目指名権との交換でウルブズに加入した。ブルズ時代はキャリアハイとなる平均14.7得点、3ポイント成功率44.3%、フリースロー成功率87.1%、フィールドゴール成功率51.4%という素晴らしい数字を残していた。

ウルブズ移籍後も、3月30日のダラス・マーベリックス戦では18得点・15リバウンド・12アシストのトリプルダブルを達成するなど、着実にチームにフィットしている。バックコートの層を厚くするという当初の補強目的を見事に果たし、今やプレーオフに向けたチームの中心選手となりつつある。

今後の展望

ウルブズの現在の成績は47勝32敗で、ウェスタンカンファレンス6位。レギュラーシーズン残り数試合でシーディングの最終調整を行いながら、プレーオフに向けた準備を進める。最大の注目点はエドワーズの復帰時期だ。彼が万全の状態で戻ってくれば、ドスンムとの新たなバックコートコンビが機能し、ウルブズは西地区で波乱を起こすダークホースとなる可能性を秘めている。

4月18日に開幕するプレーオフ1回戦で、このチームがどこまでやれるか。ドスンムのトレードが「フランチャイズを変える一手」と評価されるかどうかは、ここからの戦いにかかっている。