カニンガムが肺虚脱から復帰即ダブルダブル!ピストンズがバックスに137-111で大勝

ケイド・カニンガム
画像引用元: Wikimedia Commons(Erik Drost, CC BY-SA 2.0)

11試合ぶりの復帰戦でいきなりダブルダブルの衝撃

デトロイト・ピストンズのエース、ケイド・カニンガムが4月8日(現地時間)のミルウォーキー・バックス戦で約3週間ぶりにコートに復帰し、26分間の出場で13得点(FG 6/11)、10アシスト、5リバウンドのダブルダブルを記録した。ピストンズは137-111でバックスに大勝し、カニンガムの復帰を最高の形で祝った。

肺虚脱という深刻な負傷からの復活

カニンガムは3月17日のワシントン・ウィザーズ戦で、ルーズボールを追ってダイブした際にトレ・ジョンソンと衝突。この接触で肺虚脱(気胸)という深刻な負傷を負い、わずか5分の出場で退場を余儀なくされた。当初は長期離脱も懸念されたが、精密検査の結果、手術は不要と判断され、段階的なリハビリプログラムを経て復帰にこぎつけた。

通常、肺虚脱は完全回復まで数週間から数か月を要する深刻な怪我だが、カニンガムは約3週間・11試合の欠場で戦線復帰を果たした。復帰戦でいきなりダブルダブルを達成したことは、コンディションが順調に回復していることの証だ。

エース不在でも揺るがなかったチーム力

注目すべきは、カニンガム不在の間もピストンズが崩れなかったことだ。エースを欠いた11試合で8勝2敗という好成績を残し、東カンファレンス第1シードを確定させた。2007年以来19年ぶりとなる東地区トップの座は、もはや一人のスター選手に依存しない真のチーム力を証明している。

今シーズンのカニンガムは平均24.5得点、9.9アシスト、5.6リバウンドという圧巻のスタッツを残しており、2年連続のオールスター選出に加え、初のスターターにも選ばれた。11月10日にはキャリアハイの46得点に加えて12リバウンド、11アシスト、5スティールという歴史的なトリプルダブルも記録しており、リーグを代表するポイントガードとしての地位を確立している。

プレーオフに向けた展望

レギュラーシーズンは4月12日に最終日を迎え、4月14日からはプレイイン・トーナメント、4月18日からはプレーオフがスタートする。東カンファレンス第1シードのピストンズにとって、プレーオフまでの残り数試合はカニンガムのコンディション調整に充てられる貴重な時間となる。

肺虚脱というアクシデントを乗り越え、復帰即ダブルダブルという結果を出したカニンガム。チーム全体の底力と合わせ、ピストンズは19年ぶりの東カンファレンス制覇、そしてその先にあるNBAチャンピオンシップに向けて万全の態勢を整えつつある。プレーオフでのカニンガムとピストンズの活躍から目が離せない。